孤立ページの見つけ方:サイトマップとの引き算と、その後の判断
孤立ページとは、サイト内のどのページからも内部リンクが張られていないページです。五つの手順の引き算で見つけ、リンク・統合・リダイレクト・削除に振り分ける表と、測定が嘘をつく三つの形をまとめます。

孤立ページとは、サイト内のどのページからも内部リンクが張られていないページです。Googleはサイトマップや外部リンクから見つけられるため、孤立していることと見えないことは同じではありません。失うのは文脈です。説明するアンカーテキストも、構造上の位置も、すでにサイトにいる読者の導線もありません。見つける作業は一つの引き算で、方法はこの章に収まります。
この章は、比較できる内部リンク構造がすでにある前提です。まだなら内部リンク戦略から始めてください。下の監査はその後に行います。孤立ページは、構造が触れていないものによって定義されるからです。
孤立ページとは何か
条件は一つです。どのページからも内部リンクが張られていないこと。よく足される二つの条件は、定義を変えません。
| 信号 | 孤立か |
|---|---|
| 内部リンクがない | はい、これが定義 |
| サイトマップにだけある | はい、サイトマップはリンクではない |
| フッターからだけリンク | いいえ、リンクはある |
| インデックスされていない | いいえ、別の問題 |
| 検索フォームからだけ到達 | はい、フォームはリンクではない |
四行目は一週間を溶かします。インデックスされていないページと孤立ページは、レポートでは同じに見えて、まったく関係ありません。孤立していてインデックスされることも、リンクされていてインデックスされないこともあります。診断は別の場所から始まります。
サイトマップが孤立ページを解決しない理由
GoogleはURLの見つけ方を三つ挙げています。すでにGoogleが訪れたページ、既知のページからリンクを抽出したページ、そしてページの一覧であるサイトマップを送信したページです(How Google Search works、2026-11-02確認)。サイトマップが担うのは発見だけで、それ以上ではありません。
運ぶのはURL一つで、アンカーテキストも、周りの文も、サイトのどのセクションに属するかもありません。Googleの例にあるリンクはそれらを運びます。だから同じページでも、二つの経路で見つかったときの情報量は違います。
サイトマップはページの存在を伝える。リンクはそのページの役割を伝える。
読者の側はもっと単純で厳しいものです。サイトを回っている人が孤立ページにたどり着くことはありません。検索結果から来た人だけのために存在し、それ以外の誰のためでもありません。
孤立ページを五つの手順で見つける
方法は集合の差です。公開するつもりのすべてから、自分のリンクが届くすべてを引きます。仕事は二つのリストを正直に作ることです。
- リストAを作る。持つつもりのすべてのURLです。サイトマップが最速の材料で、CMSの書き出しの方が完全です。サイトマップ生成器が飛ばしたページも含むからです。
- リストBを作る。トップページから内部リンクをたどって到達できるすべてのURLです。すでにあるクローラーを使い、ナビゲーションがJavaScriptで組まれているなら実行されるか確認します。
- AからBを引く。残るのは候補リストで、判定ではありません。
- 候補をリンク・統合・削除に振り分ける。下の表が判断のすべてです。
- 残したものを検証する。リンクを足したあと、CMSかSearch Consoleの検査ツールでインデックスされたか確認します。
# リストA:サイトマップが宣言するすべてのURL
curl -s https://example.com/sitemap.xml \
| grep -oE '<loc>[^<]+' | sed 's/<loc>//' | sort -u > all-urls.txt
# リストB:クローラーの書き出し、1行1URL
sort -u crawled-urls.txt > reached.txt
# AからBを引く:孤立の候補
comm -23 all-urls.txt reached.txt
二つのファイルで末尾スラッシュやプロトコルの書き方が違うと、サイト全体が孤立だと報告されます。実行前に両方を正規化し、信じる前に件数を確認してください。サイトマップとCMSの書き出しの両方があるなら、引き算を二回行います。二つの候補リストが食い違うとき、その食い違い自体が発見です。CMSにあってサイトマップにないURLは、公開の流れが静かに止めたページです。
振り分けの表
候補は四行のどれかに入ります。表を前にすれば、一ページ三十秒ほどで決まります。
| ページは | すること | 理由 |
|---|---|---|
| 有用で独自 | 適切なハブからリンク | 今の場所では何も得ない |
| ほぼ重複 | 強いページに統合 | 薄い二ページより一ページ |
| 不要で外部リンクなし | 削除する | 内外どちらからも指されない |
| 不要で外部リンクあり | 削除せずリダイレクト | 外部リンクが唯一の資産 |
最後の行は少し立ち止まります。消す前に、他のサイトからリンクされているか確認してください。内部で孤立していても、外部で最もリンクされているページかもしれません。削除すると、蓄積した唯一の信号を捨てることになります。
この測定が嘘をつく三つの形
どれも説得力のある候補リストを作り、そして間違えます。
- クローラーがナビゲーションを実行しなかった。リンクがスクリプトで組まれ、クロールが実行しなければ、リストBは短くなり、サイトの半分が孤立に見えます。結論の前にレンダリングを確認します。
- リストAがサイトマップだけだった。生成器が飛ばしたページは比較に入らず、孤立しやすいページほど入力から抜けます。
- ページネーションとフィルターが両方を膨らませる。ファセットURLは、誰も公開するつもりのない候補を何千も作ります。振り分けの前にパターンで除外します。
孤立していることが意味しないこと
罰則ではありません。Googleの文書に孤立ページを負の信号とする記述はなく、そう示す測定もありません。ランクできないとも限りません。サイトマップからの発見は文書化された経路です。そして、孤立ページがどれだけの流入を失うかは分かりません。同じページでリンクだけを足す前後比較が必要で、その試験はしていません。
はっきり言えるのは、サイト内の誰もリンクしないページは、チームの誰も示す価値があると判断しなかったページだということです。たいてい、それが一番役に立つ発見です。行き先を決める前に、そのページへのアクセスが実際に何を返すか見るには、QueryWinがページをどう読むかを確認してください。
よくある質問
孤立ページはSEOに悪いですか
直接は悪くありません。そう書いた文書もありません。コストは間接的です。説明するアンカーテキストも、届く内部リンクも、サイトにいる人の導線もありません。三つの実損が積み上がり、罰則にはなりません。
クローラーなしで孤立ページを見つけるには
サイトマップと直近一か月のサーバーアクセスログを比べ、内部リファラー付きの訪問がないURLを残します。粗い方法で、他の理由で訪問されないページは取りこぼしますが、すでにあるファイル以外の道具は要りません。
フッターのリンクがあれば孤立しませんか
ここでの定義では、はい。リンクされています。すべてのページに出るフッターリンクが行き先を有用に説明しているかは別の問いで、この監査は答えません。
孤立ページをサイトマップに入れるべきですか
同時にリンクする場合だけです。サイトマップにしかないページは、発見できて文脈がない状態で、直したかった状態そのものです。サイトマップに足して終わりにすると、レポートは片付きますが問題は残ります。
どのくらいの頻度で実行しますか
移行のたび、ナビゲーションの再設計のたび、それ以外は四半期に一度です。孤立ページはまとめて発生します。テンプレートの変更やCMSの移行で、一度に何十も生まれます。
収録: QueryWinガイド · レベル2


